2006年 03月 18日
キングス・カレッジ周辺の店(4)パブ |
毎日の出来事を書いていてなかなか進まないこのシリーズ。今回は特定の店ではなく、「パブ」についてです。(あと3回ほど書く予定です)
英国のパブ、というと日本人の方の多くは「店内は薄暗くて、赤い顔をしたイギリス人がギネスを飲んでる」といったイメージがあるのではないかと思います。実際、これはほぼ現実に近いといえます。ロンドン市内、ウェストエンドからシティにいたるまで、たいていどこのパブに入ってもあまり変わりません。もちろん、パブにこだわる人にとっては「建物」「内装」「歴史」、はては「ビールの温度・注ぎ方」までいろいろチェックすべきポイントがあるようですが、私からすれば、まあどこも同じかな、という気がします。
もっとも今回はパブといっても酒ではなく、「食」についてです。ロンドンにきてから始めて知ったのですが、ロンドン中心部のパブの多くは食事ができるようになっています。先日書いたフィッシュ・アンド・チップスをはじめ、庶民的な英国料理はたいていパブで食べることができます。
食事ができるパブには、大きく分けて、1)カウンターにて自分で注文をするパブ、2)レストランのようにテーブルで注文するパブ、の2タイプがあります。
タイプ1ですが、ロンドンではこちらの方が多いようです。注文方法は、初めての日本人の方にとっておそらく勇気がいるのではないかと思いますが、覚えてしまえばシステムはいたってシンプル。店内に入って、まず座る場所を確保します。椅子つきのテーブルもありますし、椅子なしの高いテーブルもあります。次に、テーブルにある番号を控えてから、カウンターで食事の注文と支払いをします。サービス料(チップ)は不要です。
写真は昼食時のカウンターの様子ですが、混雑することが多いので、うまくタイミングをつかんで注文をしないと後ろから来た人にすぐに横入りされます。
タイプ2は、比較的大きいパブに限定されます。たいていの場合、立ち飲みのカウンター周辺から離れているか、別フロアにあるので、比較的落ち着いて食事ができます。ただし、ここでは基本的にレストランと同じでサービス料(チップ)が必要です。
パブの食事は、店にもよりますがたいていシンプルな英国料理(ハンバーガーかフィッシュ・アンド・チップス)です。写真は友人が食べていたフィッシュ・アンド・チップス。値段は約5ポンドです。
パブによっては、フードメニューに力を入れているところがあります。よく利用するThe Knights TemplarはWetherspoonというパブの全国チェーンの系列店ですが、このようにブレックファスト・ランチ・ディナーといろいろと企画をやっています。「木曜日はカレーの日」とかいうのもありました。
食事の話題からは少しずれるのですが、このWetherspoon系列のパブ、表にはこのような価格比較表まで出して、近所のパブよりも安い価格をセールスポイントにしています。これまでの英国の常識では考えられなかった完全禁煙のパブもいち早く展開するなど、商売熱心です。
さて、パブの説明が長くなりましたが、キングス・カレッジ周辺には多くのパブがあります。徒歩5分以内でも、ざっと数えて10ほど。その中でもよく行くのはMaughan Library(図書館)の目の前にあるThe Knights Templar(タイプ1)と、StrandとLancaster Placeの交差点の角にあるThe Wellington(タイプ2)です。味は普通ですが、いずれも大学の近くにあって便利なので、週に2回ほどは利用します。
写真はThe Knights Templar。いかにもパブ、というよりは比較的普通の建物(元は銀行)の中にあるのが特徴です。
英国のパブ、というと日本人の方の多くは「店内は薄暗くて、赤い顔をしたイギリス人がギネスを飲んでる」といったイメージがあるのではないかと思います。実際、これはほぼ現実に近いといえます。ロンドン市内、ウェストエンドからシティにいたるまで、たいていどこのパブに入ってもあまり変わりません。もちろん、パブにこだわる人にとっては「建物」「内装」「歴史」、はては「ビールの温度・注ぎ方」までいろいろチェックすべきポイントがあるようですが、私からすれば、まあどこも同じかな、という気がします。
もっとも今回はパブといっても酒ではなく、「食」についてです。ロンドンにきてから始めて知ったのですが、ロンドン中心部のパブの多くは食事ができるようになっています。先日書いたフィッシュ・アンド・チップスをはじめ、庶民的な英国料理はたいていパブで食べることができます。
食事ができるパブには、大きく分けて、1)カウンターにて自分で注文をするパブ、2)レストランのようにテーブルで注文するパブ、の2タイプがあります。
タイプ1ですが、ロンドンではこちらの方が多いようです。注文方法は、初めての日本人の方にとっておそらく勇気がいるのではないかと思いますが、覚えてしまえばシステムはいたってシンプル。店内に入って、まず座る場所を確保します。椅子つきのテーブルもありますし、椅子なしの高いテーブルもあります。次に、テーブルにある番号を控えてから、カウンターで食事の注文と支払いをします。サービス料(チップ)は不要です。
写真は昼食時のカウンターの様子ですが、混雑することが多いので、うまくタイミングをつかんで注文をしないと後ろから来た人にすぐに横入りされます。
タイプ2は、比較的大きいパブに限定されます。たいていの場合、立ち飲みのカウンター周辺から離れているか、別フロアにあるので、比較的落ち着いて食事ができます。ただし、ここでは基本的にレストランと同じでサービス料(チップ)が必要です。
パブの食事は、店にもよりますがたいていシンプルな英国料理(ハンバーガーかフィッシュ・アンド・チップス)です。写真は友人が食べていたフィッシュ・アンド・チップス。値段は約5ポンドです。
パブによっては、フードメニューに力を入れているところがあります。よく利用するThe Knights TemplarはWetherspoonというパブの全国チェーンの系列店ですが、このようにブレックファスト・ランチ・ディナーといろいろと企画をやっています。「木曜日はカレーの日」とかいうのもありました。
食事の話題からは少しずれるのですが、このWetherspoon系列のパブ、表にはこのような価格比較表まで出して、近所のパブよりも安い価格をセールスポイントにしています。これまでの英国の常識では考えられなかった完全禁煙のパブもいち早く展開するなど、商売熱心です。
さて、パブの説明が長くなりましたが、キングス・カレッジ周辺には多くのパブがあります。徒歩5分以内でも、ざっと数えて10ほど。その中でもよく行くのはMaughan Library(図書館)の目の前にあるThe Knights Templar(タイプ1)と、StrandとLancaster Placeの交差点の角にあるThe Wellington(タイプ2)です。味は普通ですが、いずれも大学の近くにあって便利なので、週に2回ほどは利用します。
写真はThe Knights Templar。いかにもパブ、というよりは比較的普通の建物(元は銀行)の中にあるのが特徴です。
by snb03277
| 2006-03-18 20:53
| ロンドン生活