2006年 02月 27日
Imperial College |
このブログでは「ロンドン大学 留学日記」と偉そうに名乗っている割には、これまで自分の所属しているキングス・カレッジと近くにあるLSE、SOASあたりしか紹介できていません。こちらにきてわかったのですが、想像以上に各カレッジが独立している(というか完全に別大学)であるという点に加えて、ロンドン市内あらゆる場所に分散しているのです。近くにあるのならともかく、さすがに遠くまで地下鉄やバスに乗ってわざわざ他のカレッジを見に行くほど時間はありません。
一方で、散歩などに出かけると、たまたま近くにカレッジがあることもあります。今回は、週末にKensingtonに散歩に出かけた際に通りがかったImperial Collegeを紹介したいと思います。
(以前にも書きましたが、Imperial Collegeは現在ロンドン大学連合を脱退する手続を進めていて、いずれ「ロンドン大学」ではなくなるそうです。)
Imperial Collegeは英国の理工系大学ではオックスフォードとならぶ名門大学だそうです(理系の人から聞いた話)。キャンパスはKensington Palaceから少し南の地区、Royal Albert Hallの裏手にあります。写真はキャンパス北側のBessemer Building。
Imperial Collegeの建物は、主に19世紀後半の歴史的な建物と、新しいビルに分かれています。
これは、理系ではありませんが、最近できた新しいビジネススクール (Tanaka Business School) の建物。以前一緒に仕事をしていた方がここでMBAの勉強をしています。
Imperial Collegeはキャンパスがけっこう広いのが特徴です。写真はキャンパスの案内図。Kensingtonというナイスなエリアでこれだけの場所を確保しているというのもすごいです。
Imperial Collegeのシンボル、Queen's Tower。レンガ造りで、高さはなんと87.5mだそうです。東大の安田講堂や京大の時計台などは比べ物になりません。英国は地震がないので、こういった古いレンガ造りの巨大建築物も可能なのでしょう。
Imperial Collegeのキャンパスの中央を走る専用道路。キングス・カレッジもLSEも、こんな道路などありません。両側に新しいビルがたくさんありました。
Imperial Collegeのキャンパスを見て感じたのは、やはり理工系が強い大学というのは、予算のケタがそもそも違うということ。私のいた大学も理系が強く、総長など学内の主要役職も、工学部・理学部・医学部などが抑えていました。法学部と経済学部は建物もボロく、「全予算が工学部の電気代より少ない」と聞いたことがあります。文系など本と鉛筆があれば十分だろ、ということのようです。
実は、キングス・カレッジもどちらかというと理工系が強い大学です。いまいるStrand Campusがボロいのも、ひょっとしたら文系中心のキャンパスだからかもしれません。まさにdeja-vuといった感じです。医学部のあるGuy's Campusはもっと立派だと聞いたことがあるので、一度見に行ってみたいと思います。
Imperial Collegeの学内新聞。使っている紙や印刷も気のせいかキングス・カレッジより高級な感じがします・・・
以上、簡単ですがImperial Collegeについてでした。
一方で、散歩などに出かけると、たまたま近くにカレッジがあることもあります。今回は、週末にKensingtonに散歩に出かけた際に通りがかったImperial Collegeを紹介したいと思います。
(以前にも書きましたが、Imperial Collegeは現在ロンドン大学連合を脱退する手続を進めていて、いずれ「ロンドン大学」ではなくなるそうです。)
Imperial Collegeは英国の理工系大学ではオックスフォードとならぶ名門大学だそうです(理系の人から聞いた話)。キャンパスはKensington Palaceから少し南の地区、Royal Albert Hallの裏手にあります。写真はキャンパス北側のBessemer Building。
Imperial Collegeの建物は、主に19世紀後半の歴史的な建物と、新しいビルに分かれています。
これは、理系ではありませんが、最近できた新しいビジネススクール (Tanaka Business School) の建物。以前一緒に仕事をしていた方がここでMBAの勉強をしています。
Imperial Collegeはキャンパスがけっこう広いのが特徴です。写真はキャンパスの案内図。Kensingtonというナイスなエリアでこれだけの場所を確保しているというのもすごいです。
Imperial Collegeのシンボル、Queen's Tower。レンガ造りで、高さはなんと87.5mだそうです。東大の安田講堂や京大の時計台などは比べ物になりません。英国は地震がないので、こういった古いレンガ造りの巨大建築物も可能なのでしょう。
Imperial Collegeのキャンパスの中央を走る専用道路。キングス・カレッジもLSEも、こんな道路などありません。両側に新しいビルがたくさんありました。
Imperial Collegeのキャンパスを見て感じたのは、やはり理工系が強い大学というのは、予算のケタがそもそも違うということ。私のいた大学も理系が強く、総長など学内の主要役職も、工学部・理学部・医学部などが抑えていました。法学部と経済学部は建物もボロく、「全予算が工学部の電気代より少ない」と聞いたことがあります。文系など本と鉛筆があれば十分だろ、ということのようです。
実は、キングス・カレッジもどちらかというと理工系が強い大学です。いまいるStrand Campusがボロいのも、ひょっとしたら文系中心のキャンパスだからかもしれません。まさにdeja-vuといった感じです。医学部のあるGuy's Campusはもっと立派だと聞いたことがあるので、一度見に行ってみたいと思います。
Imperial Collegeの学内新聞。使っている紙や印刷も気のせいかキングス・カレッジより高級な感じがします・・・
以上、簡単ですがImperial Collegeについてでした。
by snb03277
| 2006-02-27 19:15
| その他ロンドン大学