2006年 05月 23日
Parliament Square |
今日もロンドンは晴れたり曇ったり、さらに雨だと思ったらすぐまた晴れたりと、実に変な天気でした。あまり天気予報の意味がないですね。どちらにしても、この季節は常に傘を持って歩くか、フードつきのウィンドブレーカーなどを着ていたほうがよいと思います。
久しぶりのビッグ・ベン。天気に関係なく、春をすぎてから観光客が確実に増えつつあります。
今日はやたらにティーンエージャーが多いなと思ったら、どうやらフランスから来た中高生のようです。ユーロスターならパリから2時間半。日帰りでも来れる距離です。
さて、今日、Houses of Parliament(国会議事堂)の前のParliament Squareで発生した、ちょっとした騒動のニュースが流れました。この写真がヒントです。ロンドン在住の方はもちろん、ここ何年かの間にロンドン観光に来られた方でもひょっとしたら分かるかもしれません。
実は、五年ほど前からここParliament Squareでは著名な反戦活動家Brian Haw氏とその仲間が座り込み(泊り込み?)のデモをしていて、イラク反戦を訴えたプラカードがここに大量に設置されていました。あまりにも長い間ここでデモ活動をしているので、一種の奇妙な観光アトラクションとなっていたほどです。そのプラカードなど抗議活動のためのあらゆる物品が、今日早朝、ロンドン警察によってほぼ全て撤去されてしまったのです。(撤去以前の様子はこちら)
いままでプラカードなどがたくさんあった場所には、殆ど何も残っていません。寂しそうに座り込む活動家たち。
少し離れた場所でトラブルを警戒する警官。
報道陣を相手になにやら力説するHaw氏。今回の事件に関するBBCの記事によると、これからハンストを決行すると言っているそうです。
ビッグ・ベンを苦々しげに見つめる活動家。Tシャツの文字が彼の気持ちを表しています。
Houses of Parliamentの門の近くでは別の表現方法で抗議する人の姿も。
15分後、空は急に晴れ渡りこの様子。(その後、また雨も降りましたが・・・)。ロンドンの天気、実に変わりやすいです。
by snb03277
| 2006-05-23 18:13
| ビッグ・ベン