2005年 10月 28日
Department of War Studies (2) |
DWSの学生はゼミナールでの発言もなかなか積極的です。個人的に苦しんでいるのがComparative Civil Wars(比較内戦論)のゼミナール。内戦の発生・継続・終了の要因を各国の内戦のケーススタディーを踏まえながら検討するというものです。
担当教官はProfessor Mats Berdal。DWSでも人気の若手教授で、このゼミナールも希望者が殺到してかなり人数制限がされたとのこと。Hinxton Hallに行った際にパブで少し話したのですが、北欧出身者特有の鋭い眼光を放ちつつも極めてフレンドリーなナイスガイでした。
さて、ゼミナールのテーマは毎回決まっているのでこちらもそれにあわせて参考文献を読んで準備してくるのですが、「リベリアではこうだった」「シエラレオネではああだった」・・・などなど議論がアフリカや中南米、バルカン半島の最近の政治・経済情勢に飛びながら進みます。そこへProfessorが「国共内戦で国民党は・・・」などと歴史的な事例を掘り返してさらに議論を煽ります。このように、参加者の予備知識のレベルが全般的に高いので、その日のテーマだけチマチマと勉強をしてきても殆ど発言できない状況に陥ります。
次回のテーマはスペイン内戦(1936年~1939年)。幸いなことに、オーウェルの『カタロニア讃歌』は過去に読んでいるのでなんとかなりそうですが、政治的に複雑な事例なのでさらにいくつか専門書を読み込んで復習し、来週までになんとか発言するための準備をする予定です。
担当教官はProfessor Mats Berdal。DWSでも人気の若手教授で、このゼミナールも希望者が殺到してかなり人数制限がされたとのこと。Hinxton Hallに行った際にパブで少し話したのですが、北欧出身者特有の鋭い眼光を放ちつつも極めてフレンドリーなナイスガイでした。
さて、ゼミナールのテーマは毎回決まっているのでこちらもそれにあわせて参考文献を読んで準備してくるのですが、「リベリアではこうだった」「シエラレオネではああだった」・・・などなど議論がアフリカや中南米、バルカン半島の最近の政治・経済情勢に飛びながら進みます。そこへProfessorが「国共内戦で国民党は・・・」などと歴史的な事例を掘り返してさらに議論を煽ります。このように、参加者の予備知識のレベルが全般的に高いので、その日のテーマだけチマチマと勉強をしてきても殆ど発言できない状況に陥ります。
次回のテーマはスペイン内戦(1936年~1939年)。幸いなことに、オーウェルの『カタロニア讃歌』は過去に読んでいるのでなんとかなりそうですが、政治的に複雑な事例なのでさらにいくつか専門書を読み込んで復習し、来週までになんとか発言するための準備をする予定です。
by snb03277
| 2005-10-28 23:17
| キングス・カレッジ